パリオリンピック2024の選手村では、どんな食事が提供されるのかって気になりますよね。
パリオリンピックの選手村では、世界中から集まる選手たちのためにシェフこだわりの料理が提供されます。
食事メニューの内容は、ヴィーガンメニューが中心となったもの。
その理由は環境面を考慮したものではありますが、体力が資本の選手にとってはやや物足りないという声も聞かれます。
この記事では、パリオリンピック選手村の魅力的な食事メニューや、ネットでの評判などについて詳しく紹介していきますね。
パリオリンピック選手村の食事メニューとは?
パリオリンピックの選手村では、さまざまな料理が提供されます。
- フランス料理
- アジア料理
- アフリカ・カリブ料理
- 世界の料理
メニューは上記の4つのグループに分かれていて、毎日40種類以上の料理が出されます。
さらに、サラダバーやグリル、チーズコーナー、パンコーナー、スパイシー料理のビュッフェ、デザートバー、フルーツバーなど、選手たちが選べるたくさんの料理があるんですよ!
選手たちのコンディションを考えて、栄養価が高いものになっているのはもちろん、馴染みのある料理を選ぶことが出来るようになっています。
オリンピックには世界中から選手が集まるので、それぞれの嗜好にあった食事を選べるようになっているんですね!
オリンピックという特別な環境の中でも、普段通りのパフォーマンスを出すにはコンディションを整えることがとても大事。
そのため、こんなにもさまざまな種類の料理が提供されるんですね!
パリオリンピック選手村のメニュー例
パリオリンピックの選手村で楽しめる料理の一例がこちら。
フランス料理
- ベジタリアン・ブルギニョン(野菜などを赤ワインで煮込んだ料理)
- ブランダード・ドゥ・モルー(塩漬けにしたタラとマッシュポテトを用いた料理)
アジア料理
- 豚ひき肉とタイバジルのバスマティライス
- カリフラワーとターメリック入りのベイクドポテト
アフリカ・カリブ料理
- ピーマン、玉ねぎ、トマトの卵料理(チャクチューカ)
- チェルムーラソースのフライドシュリンプ
世界の料理
- ラム肉とミントジュースを煮詰めた料理
- ベジタブルムサカ(茄子とジャガイモの料理)
これらの料理は、選手たちが自分の国の味を楽しむことができるだけでなく、新しい味にも挑戦できるように工夫されています。
選手たちは、毎日違った料理を楽しむことができ、食事を通じてさまざまな文化を体験することができますね。
パリオリンピック選手村の料理の食材
パリオリンピックの選手村では、食事に使われる食材は栄養面のみならず環境面にも配慮されています。
パリ2024の計画では、食材のカーボンフットプリントを半分に減らすことが目標です。
カーボンフットプリントとは、商品やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至る過程を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算し、商品やサービスにわかりやすく表示する仕組みのこと。
地元の旬の食材も多く使われていて、二酸化炭素の排出量を減らす努力がされているんです。
また、各料理の栄養価や環境への影響もレストラン内で表示されているので、選手たちは自分に合った食事を選ぶことができますね!
パリオリンピック選手村での特別メニュー
パリオリンピックの選手村では、特別なシェフによるコース料理も楽しめます。
コース料理の一例がこちら。
- タンドリーチキン(アクラム・ベナラム氏考案)
- 落とし卵のクロワッサン、アーティチョーククリーム、ヤギのチーズとトリュフ(アマンディーヌ・シェニヨ氏考案)
- スモーク塩漬けのメルルーサ(タラ)とタピオカのベジタブルブイヨンスープ(アレクサンドル・マツィア氏考案)
- アルマードスタイルのブレッドサラダ(ステファヌ・シシェリ氏考案)
- ザータルハーブのスイートポテトとハムス(ひよこ豆のディップ)とチミチュリソース(シャルル・ギロワ氏考案)
パリならではの上質なコース料理!
これは選手たちも食事を楽しめそうですね。
パリオリンピック選手村の食事のネットの評判は?
パリオリンピック2024の選手村の食事へのネットでの評判は開幕前と開幕後ではかなり差があります。
それぞれの声を見ていきましょう。
パリオリンピック開幕前は期待の声が多数
パリオリンピック開幕前の情報を見る限りでは、「美味しそう」という声が多かったですね!
オリンピック開催期間中は観客も同じものを楽しめるということで、期待も高まっていました。
パリオリンピック開幕後の評判は2極化
実際にオリンピックが開幕して、選手に食事が提供され始めると懸念点が明らかになってきました。
CO₂の排出を抑えるためにヴィーガン食が中心になっているようですが、カラダが資本のアスリートにはそれでは物足りないということです。
国によっては自国の料理人を手配しているという情報もありました。
一方で、日常的にヴィーガンやハラル食の習慣がある国の人にとっては好評なようですね。
多くの国が集まるとなると、好みだけではなく食習慣などにも差があるので評判は分かれますね。
【まとめ】パリオリンピック選手村の食事メニューは多彩!
パリオリンピック2024の選手村の食事メニューやネットでの評判についてご紹介しました。
パリオリンピック選手村の食事メニューは、環境を考えヴィーガン食が中心になっています。
この食事に対する評判は各国の食文化によって賛否両論分かれていますね。
また、世界中の選手が集まるということを考慮し、様々なニーズに応えられるようフランス料理やアジア料理、アフリカ・カリブ料理なども用意されています。
パリ屈指のシェフが考案した料理、さぞかし美味しいのでしょうね。
パリオリンピック観戦予定の方は、ぜひ食事も楽しみましょう!