こんにちは、きなこです。
キッチンの収納棚はどんなものを活用されていますか?
元々キッチンに造りつけの棚や引き出しが充実しているご家庭も多いと思います。
とはいえ、家族が増えれば食器や調理器具も増えるので、造りつけの収納棚だけではやっぱり足りなくなりますよね。
こちらでは、子育て家庭がキッチンの収納棚(食器棚やキッチンボードとも称されるもの)を選ぶ際のポイントをご紹介します!
現在は一児の母である元インテリア販売員が解説いたします★
キッチンの収納棚を選ぶ3つのポイント
キッチンの収納棚を選ぶポイントはご存知でしょうか?
実際に家具屋さんに行っても、似たようなものばかりでどこに注目すればよいのかわからないという方も多いと思います。
収納棚を選ぶ時、サイズ以外に注目してほしいポイントはこちらの3つです!
キッチン収納棚のポイント①表面の素材
キッチンの収納棚を選ぶポイントの1つ目は表面の素材です。
表面の素材は、鏡面仕上げタイプと木製タイプの大きく2つに分類されます。
お部屋のレイアウトによって収納棚を置く位置も変わるので一概には言い切れませんが、キッチンに置くなら鏡面仕上げタイプをオススメします。
木製のタイプは一見カフェ風でオシャレなのですが、毎日家族の朝・昼・晩の食事を作るとどうしても汚れがハネることが多くなります。しかも、バタバタしていてハネたことにその場で気付かない…。
すぐに拭き取れれば良いのですが、時間が経ってしまうと木製タイプはシミのようになってしまうリスクが高いです。そこを考えると、忙しい子育て家庭のキッチン収納棚には鏡面仕上げタイプがオススメです!
キッチン収納棚のポイント②スタイル
キッチンの収納棚にはいくつかスタイルがあります。
一般的なものだと、中央に家電などを置ける形のオープンタイプと食器収納と家電収納を分けたキャビネットタイプの2種類です。
どちらのスタイルもそれぞれにメリットはありますが、私はオープンタイプをオススメします!
キャビネットタイプは収納力重視になっているので『キッチンに全然収納できるスペースがないから、とにかく収納力重視!』という場合は良いと思いますが、日常的にキッチンで作業をする上ではオープンタイプの使い勝手の良さに軍配が上がります。
キッチン収納棚のポイント③上棚の扉
キッチン収納棚のポイント3つ目は、上棚の扉のスタイルです。
中央から開く「開き戸タイプ」と横にスライドして開閉する「引き戸タイプ」の2種類です。
どちらのスタイルにもメリット・デメリットありますが、私がおすすめするのは引き戸タイプです。
開き扉タイプは、収納棚の幅が広くなると上棚の扉の数も増えます。そうすると複数のお皿を出すときには扉の開閉動作も増えます。
逆に幅90cm未満の収納棚の場合、既製品の収納棚で引き戸タイプのものはありません。使用時に開口部が狭すぎるからです。ですから、コンパクトな収納棚に幅広のお皿を収納したいという方や、作業時に必ず扉を締め忘れないという方でしたら開き戸タイプでもOKですね。
システムキッチンの開き戸を開けっ放しにして、何度となくぶつかりそうになった経験があるズボラな私には向いていません。チーン…。
キッチンの収納棚にオススメの機能
キッチンの収納棚は商品によってプラスアルファの便利な機能が付いているものがあります。
その機能の中で、実際に使ってみて便利だと思うものをご紹介します!
キッチン収納棚のオススメ機能①下段テーブルのモイス
キッチンの収納棚でカウンターの部分だけではなく下段に炊飯器が入るタイプのものが主流ですが、その部分にモイスという機能が付いているととても便利です!
【モイス】とは?
住宅などの建材として利用されている多機能な新素材。
調湿・消臭・有害物質の吸着をする機能があり、耐火性も高い。
炊飯器やスチームオーブンレンジを置くカウンターの天井面に、モイスが取り付けられている食器棚が主流になってきている。
モイスが付いていると、炊飯中に炊飯器から蒸気が出ていてもスライドテーブルを出しておく必要がないため作業動線のジャマになりません。
また、アツアツの蒸気が出ている炊飯器に子供が手を出してしまう…なんて事故も防げます。
最近は蒸気レスになっている炊飯器もあるので、それを活用すればモイスが無くても大丈夫ではあります。ただ、モイスが付いていればどの炊飯器でも対応できるという点でモイス付きの棚を選ぶのがオススメです!
うさぎ
蒸気レス炊飯器だとお手入れがちょっと大変なのかな…と気になっていたけど、これならどの炊飯器でもOKなのね!
キッチン収納棚のオススメ機能②スライドテーブル
キッチンの収納棚であると便利な機能の2点目は、スライドテーブルです。
収納棚の引出しの1段目の上に、スライドして出てくるタイプのテーブルですね。
収納棚のカウンターだけだとちょっとしか作業スペースがないので、盛り付け前のお皿を準備したり冷蔵庫から出したものをちょっと置くのにいつも活用しています!
あと実は便利なのが、食器を片付ける時。食器を洗って拭いたらそれをスライドカウンターの上にのせておくと、目の前の収納棚に入れるだけなのですごく片付けやすいです♪
わが家は対面キッチンなので、コレが無いとお皿を持って振り返って棚に片付けるのですが、お皿を持っていちいち振り返るという工程がなくなるだけで少し楽になります(^^)
キッチンの収納棚の注意ポイント【子育て家庭向け】
キッチン収納棚を選ぶ際に「あったら便利」な部分だけど、小さな子供がいるご家庭だと注意しなければいけないポイントもあります。一児の母である私目線で、注意したい3点をピックアップします。
キッチン収納棚の注意ポイント①引き出しの取っ手
キッチン収納棚の引き出しの取っ手のデザインはいくつかありますが、バータイプのものは注意です。
順手でも逆手でも引っ張りやすかったりタオル等を引っかけられるというメリットもある一方で、やはり飛び出しているとぶつかる危険性があります。
そしてなにより子供が引っ張りたがります…。引っ張りやすいからか結構小さな子供でも引き出せてしまうので、せっかく収納した食品ストック類がポイポイと全部出されてしまうなんてことも…。
3歳前後になってくるともうどんな取っ手であれ開けるときは開けるんですけどね(^^;1~2歳児がキッチンに入る可能性が少しでもあるようでしたら避けた方がベターです。
キッチン収納棚の注意ポイント②ダストワゴン
キッチンの収納棚には、オプションでダストワゴン(キャスター付きのゴミ箱)のパーツを選択できるタイプの商品もあります。
置き場所に困りがちなゴミ箱の場所を確保してくれるのは助かりますね!
キャスター付きのタイプは出し入れもしやすいし、ゴミ袋の付け替えもしやすくて便利ですが、小さな子供がいるとどうしても荒らされるリスクを伴います。
うさぎ
楽しそうだもんね、キャスター付きのゴミ箱…。
特にキッチンのゴミ箱は、生ごみや食品トレイなど子供に触れてほしくないゴミもたくさんありますよね。
どうしてもゴミ箱を収納棚におさめたいということであれば、ダストワゴンではなく引出しの中に収納するタイプの方が小さな子供に荒らされるリスクは低くなります。
収納棚にゴミ箱スペースを設けるのもありですが、個人的にはコンパクトな扉付きゴミ箱もおすすめです★
キッチン収納棚の注意ポイント③スライドテーブル
「キッチンの収納棚のオススメ機能」でご紹介したスライドテーブルをこちらでもご紹介させていただきます。
うさぎ
え?オススメ機能だったんじゃないの?どういうこと?
そうなんです。実際これ悩ましいところなんです…。
機能面としては便利なのでぜひ使ってもらいたいという思いはあるのですが、小さな子供がいるからこそのリスクもあるのが正直なところ。。
スライドテーブルの注意点というのが、子供が頭をぶつけるリスクがあるということなんです。
この記事を書いている時点でわが子は2歳なのですが、身長がちょうどスライドテーブルにぶつかるくらいになっているんです。
子供の視野は大人が思っている以上にかなり狭いので、スライドテーブルを出しているときに子供がキッチンに入ってくるとヒヤヒヤします(^^;
とはいえ、やっぱりスライドテーブルがあるとかなり便利なのは間違いありません。
子供の身長がちょうど当たりそうな時期(恐らく2~4歳ごろ)は出しっぱなしにしたりしないよう特に注意が必要です!
キッチンの収納棚を選ぶポイント【まとめ】
キッチンの収納棚って、既製品はどれも似たようなデザインなので選び方に迷いますよね。
サイズと値段と…後は何を基準に選ぶのか。
家族構成・キッチン家電の数・食器の量・造りつけの収納スペースなどご家庭によって条件は様々です。今回は子育て家庭に向けた「キッチン収納棚のおすすめポイント&注意ポイント」を、元インテリア販売員で現在一児の母という私の目線でご紹介しました!
参考になれば嬉しいです★
別記事にて、忙しい子育て家庭におすすめの時短家電等についてもご紹介しています。是非読んでみてください(^^)
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