ダイニングセットのベンチは子育て家庭におすすめ?【元販売員が解説】 | ソライロきなこ

ダイニングセットのベンチは子育て家庭におすすめ?【元販売員が解説】

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こんにちは、きなこです。
みなさんダイニングセットの椅子はどんなタイプを使っていますか?
椅子のタイプは、大きく分けると【チェアタイプ】と【ベンチ(ソファ)タイプ】の2種類があります。
最近ではベンチタイプのダイニングセットにするご家庭も増えています。

今回はダイニングチェアをベンチタイプにするメリット・デメリットについて解説していきます。

また、子育て家庭のダイニングセットにベンチタイプがオススメか?という点についても元インテリア販売員の経験を持つママの目線でご紹介します♪

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ダイニングセットをベンチにする4つのメリット

ダイニングセットをベンチにする4つのメリット

ダイニングセットの椅子がベンチタイプになっているものが、ここ何年かでドンドン増えています。
では、実際ベンチタイプにするとどんなメリットがあるのでしょうか?

ダイニングセットをベンチにする4つのメリット

①コストが抑えられる
②広々座れる
③部屋が広く感じる
④どちら側からでも座れる

欲張りネコ
欲張りネコ

ただのデザインの違いだけじゃないんだねぇ。

もちろん、椅子にするかベンチにするかでデザインは大きく変わります。
デザインの好みで選ぶのもポイントの一つではありますが、やはり家具は実際の使い勝手が大事!
ということで、ベンチタイプのメリットについて解説してきます★

ダイニングセットをベンチにするメリット①コストが抑えられる

ダイニングセットをベンチにするメリット①コストが抑えられる

ダイニングセットをベンチタイプにすると、椅子の数が少なくなるのでその分のコストがおさえられます。もし大人が6人で使用するようなサイズのダイニングセットであれば椅子3脚分をベンチ1つでまかなえるんです!だいぶコストがおさえられますね。

ダイニングセットをベンチにするメリット②広々座れる

ダイニングセットをベンチにするメリット②広々座れる

ダイニングセットをベンチタイプにした場合の大きなメリットの1つが広々と座れることです。足を椅子の上にのせたりもできますし、背もたれが付いているタイプだとソファに近い形でくつろぐこともできます。食事中というよりはダイニングでお茶を飲んでリラックスする時に良いですね(^^)

ダイニングセットをベンチにするメリット③部屋が広く感じる

ダイニングセットをベンチにするメリット③部屋が広く感じる

ダイニングセットを背もたれのないベンチにした場合の大きなメリットになるのが、部屋を広く感じられることです。

家具は背が高くなるとどうしても圧迫感が出てしまうんですよね。

欲張りネコ
欲張りネコ

じゃあ背もたれのない椅子にすれば同じ事なんじゃないの?

ママぶーこ
ママぶーこ

その通りなんだけど、市販のダイニングセットの椅子で背もたれがないタイプってほとんど無いんだよね~

そう。ダイニングセットの椅子は背もたれをつかんで動かすことが想定されているので、ほとんどのものに背もたれがあります。一方でベンチはあまり動かさずに使うことが想定されているので背もたれがないものが多いんです。
その点で、ベンチならではのメリットとして部屋が広く感じるという点を挙げさせていただきました。

ダイニングセットをベンチにするメリット④どちら側からでも座れる

ダイニングセットをベンチにするメリット④どちら側からでも座れる

こちらもダイニングセットを背もたれのないベンチにした場合のメリットです。

最近の住宅はリビングとダイニングがひと続きになったLDタイプの間取りが多いですよね。下図のようにダイニングとリビングを仕切るような形のレイアウトになることも多いと思います。

その時に、ダイニングセットのベンチが背もたれがないタイプだとリビング側を向いたままダイニングに座りやすくなります。
お家に親族やお友達など大人数が集まった時に便利ですね♪

ダイニングセットをベンチにする3つのデメリット

ダイニングセットをベンチにする3つのデメリット

ダイニングセットをベンチタイプの椅子にすることのメリットについてご紹介しましたが、一方でデメリットもあります。

ダイニングセットをベンチにする3つのデメリット

①重い
②好きな位置に動かしにくい
③テーブルの脚を選ぶ

メリットがあれば、もちろん(?)デメリットもあります。
実際に私が店舗でベンチタイプのダイニングセットを扱っていた経験や、お客様からの話をもとに3つ挙げさせていただきました。こちらについても解説していきますね!

ダイニングセットをベンチにするデメリット①重い

ダイニングセットをベンチにするデメリット①重い

ダイニングセットをベンチタイプにした場合、やっぱり大きいのでそのぶん重量感は出ます。
基本的にベンチは使用する時に毎回動かすものではないんですけど、お掃除する時とかに動かすのにはちょっと大変かもしれませんね。

ダイニングセットをベンチにするデメリット②好きな位置に動かしにくい

ダイニングセットをベンチにするデメリット②好きな位置に動かしにくい

ダイニングセットのベンチにおいて一番大きなデメリットは座る人が各々の好きな位置に動かしにくいことです。
ベンチは基本的にはあまり動かさずに使用することが前提ではありますが、場合によっては動かしたくなることもありますよね。
その時に、2人以上で座っていると各々好きな位置に調整することが出来ないというのが不便を感じるところです。

ダイニングセットをベンチにするデメリット③テーブルの脚を選ぶ

ダイニングセットをベンチにするデメリット③テーブルの脚を選ぶ

ダイニングセットにベンチを合わせる場合、テーブルの脚の形に気をつけましょう。
特に、テーブルとベンチを別々に買おうと思っている場合には要注意です!
ベンチを合わせる場合にはテーブルは2本脚のものがオススメです。
テーブルが4本脚だとベンチに座るのにテーブルの脚が邪魔になりやすいんですよね。
とは言っても2本脚のものでもデザインによっては使い勝手が悪くなるものもあります。

欲張りネコ
欲張りネコ

なにそれ?どうすりゃいいの?

結論、セットになっているものを購入するのが一番ってことですね(バッサリ)。
別々に購入を検討されている方は、サイズや脚の位置など十分にご注意ください!

子育て家庭のダイニングセットをベンチにすると?

子育て家庭のダイニングセットをベンチにすると?

小さな子供がいる子育て家庭のダイニングセットにベンチが取り入れられることが増えているようです。確かにベンチタイプは子育て家庭にとって使い勝手が良いと思います!

子育て家庭のダイニングをベンチにすると

✓乳幼児と座りやすい
✓子供なら3人以上で座れる
✓椅子の転倒リスクが低い

上記のような使い勝手の良さもある一方で、実は意外と見落としがちな注意ポイントもあるんです。
その辺りもまとめて解説していきます★

子育て家庭がダイニングセットをベンチにすると①乳幼児と座りやすい

子育て家庭がダイニングセットをベンチにすると①乳幼児と座りやすい

ダイニングセットをベンチにしたメリットとして挙げた「広々座れる」ということに繋がるのですが、座面が広いぶん小さな子供と一緒に座りやすいです。
膝にのせて座ったり、授乳するのも椅子が広い方がやりやすいですよね。

注意ポイント

座面が広くてのびのび座れるのは良いのですが、子供が椅子に座るときにのびのびし過ぎて食事中に集中して座っていられない可能性もあります。

子育て家庭がダイニングセットをベンチにすると②子供なら3人以上で座れる

子育て家庭がダイニングセットをベンチにすると②子供なら3人以上で座れる

ダイニングセットにベンチを選ぶと、小さな子供であれば座れる人数は増えます。
親戚の子供が集まった時や子供のお友達が大人数で来たときにはギュッと子供たちが並んで座れて便利です!

ママぶーこ
ママぶーこ

子供たちが何人も並んで座るのも可愛らしいよね♡

注意ポイント

兄弟同士をいつもベンチで座らせると、ちょっかいを出しあってしまうというケースもあるようです。食事の時に食べることに集中できなくなるリスクがあるので、毎日の食事の座る場所には注意が必要かもしれません。

子育て家庭がダイニングセットをベンチにすると③椅子の転倒リスクが低い

子育て家庭がダイニングセットをベンチにすると③椅子の転倒リスクが低い

ダイニングセットをベンチにするデメリットとして挙げた「重い」というのは、裏を返せば簡単に転倒しないというメリットにもなります。小さな子供が大人の椅子に座ると、背もたれに体重をかけて転倒してしまう…という事故はよくあると思いますが、ベンチであればそのリスクはかなり低くなります。

注意ポイント

背もたれが無いタイプのベンチの場合、ベンチ自体が転倒しなくても小さな子供が後ろに転倒してしまうというリスクはあります。その点を踏まえると、小さな子供が座っているときに油断できないというのは変わらないかもしれませんね…(^^;

ダイニングセットのベンチはおすすめ?【まとめ】

ダイニングセットのベンチはおすすめ?【まとめ】

ダイニングセットをベンチタイプにするメリット・デメリットについてご紹介させていただきました。それらを踏まえて、ダイニングセットにベンチをオススメしたいのはこちらに当てはまる方です。

ダイニングにベンチがオススメな人

✓リビングダイニングを広々見せたい
✓価格(コスト)をおさえたい
✓ベンチの引きしろスペースを常に確保できる
✓親戚やお友達が集まることがある
✓ダイニングでくつろぐことがある

前項目で、子育て家庭にはベンチタイプが使い勝手が良い点についてご紹介しました。しかし子供が使うからこその注意点があるのも事実です。

そこで私がおススメしたいのは、小さな子供がいる場合にはベンチタイプの他に子供用の椅子も併用することです。
小さな子供がベンチに座って食事をするにはやはり勝手が悪いです。食事の時にきちんとした姿勢で座らせたり食事に集中させるのであれば子供用の椅子(ベビーチェア)も活用することをオススメします!

別記事にてベビーチェアの選び方も解説しているので良ければそちらもどうぞ!

子育て世帯向けのダイニングテーブルの選び方についての記事もあるのでこちらも是非★

ダイニングセットって大きなお買い物だし、頻繁に買い替えるものでもないから選び方に迷いますよね。私自身も販売員だった頃、せっかくなら使い勝手がそのご家庭にフィットして永く使ってもらえるものを…と思っていました。
だからこそ、メリット・デメリットを踏まえて考えていただきたいです!
そしてこちらの記事が参考になると嬉しいです♪

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